島へ

上田 義彦 / Yoshihiko Ueda

¥7,150(¥6,500 + tax)

Publisher/青幻舎

   Published/2011
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/228*283*20
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日本を代表する写真家のひとりである上田義彦の写真集『島へ』。主に1960年代から80年代にかけて活躍し、後に絵画や彫刻の世界に傾倒していったアーティスト・有田泰而に師事し、有田と同様にコマーシャルな世界のみならず、卓越したセンスとクリエイティビティーをもってアーティスティックな作品も創作し続ける巨匠・上田義彦。本書は、上田にはめずらしいドキュメンタリー・タッチな作品で、三宅島を舞台にした一冊。1983年、そして全島民が島外への避難に至った2000年の噴火。避難は人命救助のためとはいえ、以降住民の肉体と精神の居処は異なるといい、「今度避難命令が出ても、私たちは絶対に島を出ていかない」という人も多くいると言います。島にとっても、住民にとっても、ともにかけがえのない共生の実態を三宅島を通して見つめることにより、2011年の東日本大震災以降の避難と困難の実態をも考え、その苦しみを少しでも軽減できればと考えた上田の思いが詰まった一冊です。
<Related Artists> 上田 義彦 / Yoshihiko Ueda有田 泰而 / Taiji Arita
<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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