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1970年代に新風出版社から刊行されていた雑誌『ハウ How to』の創刊号(1972年4月号)。「性」や「ポルノ」をテーマにした季刊誌(途中から月刊化)であったようですが、収録されているマンガ・イラストそして写真、さらにはデザイン・レイアウトまで、意外にあなどれずユニークなコンテンツで構成されていた「ハウ」。本号では、川人忠幸が「Octopus」のタイトルでブラックベースのカラー作品を発表している他、加納典明もブレ・ボケを駆使したモノクロームを発表。さらには、荒木経惟は「恋人R」というタイトルで、女性をモデルにしたヌードを小説仕立てにまとめているのみならず、ゲリバラのメンバー田母上尚久との共作で「亡き男をしのぶONANレター」と題した女性のヌードをシークエンスで見せるという粋な演出を展開。その他にも、団鬼六・竹中労・白石かずこらのテキストや、黒田征太郎・辰巳四郎らのイラストレーションも収録されています。