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日本を代表する写真家で現代美術家としても活躍する森村泰昌の作品集『Daughter of Art History』。1951年大阪生まれ、少年時代から絵画に没頭し、京都市立芸術大学を卒業した後、同校の映像教室の講師となり、同じ教室を受け持ったアーネスト・サトウに師事して、写真の制作活動に励みます。80年代より自身が扮したファン・ゴッホの自画像(セルフポートレート)などを発表して、演出・セルフポートレートで世界的に注目を集めていたシンディ・シャーマンらと共に、現代美術よりの写真家として評価を高めていきました。以降も、国内外でパフォーマンス、講義、映画製作、執筆など幅広く活動を行っていますが、本書は、80年代から2000年代にかけて発表された西洋美術をベースに自身が肖像に扮したセルフポートレートシリーズを中心に収録された作品集です。