The First Picture Book（Red Cover）

Edward Steichen & Mary Steichen Calderone & John Updike

Google Translate
20世紀を代表する写真家、エドワード・スタイケンの写真集『The First Picture Book（1993）』。1879年にルクセンブルグに生まれ、1881年アメリカに移住。1900年にニューヨークで写真家アルフレッド・スティーグリッツに会い、1905年にはスティーグリッツとともに「リトル・ギャラリー・オブ・フォトセクション」設立。それまでの写真の主流であった絵画的なピクトリアリズムからストレート写真のムーブメントを起こします。その後は『ヴォーグ』などでファッション写真を多く手がけ、1947年にはMoMAの写真部門のディレクターとなり、展覧会「ザ・ファミリー・オブ・マン」（1955）を開催しています。本書は1930年に発行された写真集の復刻版となりますが、写真を用いた子ども向けの本の代表的な1冊です。“Everyday Things for Babies”とあるように、積み木や三輪車、お絵かきセット、ベビーベッド、乳母車など、子どものための品々のスティル・ライフを収録。序文はスタイケンの娘が、復刻版のあとがきはアメリカの詩人・作家のジョン・アップダイクが執筆しています。1993年・UK版。

＜Related Artists＞ Daniel Meadows、Chris Killip
＜Condition＞ ジャケット：経年並み、本体：カバー及び天・地少シミ