ニューヨークの壁 / Walls in N.Y.C.

猪熊 弦一郎 / Genichiro Inokuma

SOLD OUT

Publisher/丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

   Published/2016
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/195*210*15
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20世紀を代表する日本人画家のひとりである猪熊弦一郎の作品集『ニューヨークの壁 / Walls in N.Y.C.』。1902年香川県に生まれ、東京美術学校で藤島武二に師事し西洋画を学び、学生時代から帝国美術院展に入選するなど若くしてその才能が認められてきましたが、古い体質の帝展のあり方とは異なる立場をとり、1936年に新制作派協会(現・新制作協会)を結成、モダニストとして注目を集めた猪熊弦一郎。その後、パリやニューヨーク、ハワイと活動の拠点を移しながら制作を続けました。1991年には丸亀市に猪熊弦一郎現代美術館が開館し、その後1993年に亡くなっています。本書は、1950年代後半から60年代にニューヨークで撮影された作品集。編集は鈴木理策。以下、本文より「ニューヨークへ着いたとたんに私は、壁の落書きや広告ポスターをはがした跡、路上のがらくたなどの写真をとりまくった。スライドにしてしまってあるが、落書きは純粋な人間の心がそのまま壁に残っている言葉だ。色、形、書き手の年齢、みな違うが、どれもこれも形が違ったものを語りかけてくる。言葉以上の言葉なのだ。その自然な表現がいかにも面白く、やっきになって写真をとった」。
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<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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