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偉大なるアマチュアカメラマン、フランスのジャック-アンリ・ラルティーグの写真集『The Autochromes of J.H. Lartigue』。ラルティーグは本業は画家でありながら、幼少時代から写真日記を続け、趣味で裕福な家族や友人の日常やレジャーシーンを撮影していました。遊びやスポーツなど特にアクティブで躍動感あるスナップ写真が有名です。ラルティーグが60歳を前にした1963年にニューヨークのMoMAで初めての個展が開催、リチャード・アヴェドンにより編集され、1970年に刊行された本書『Diary of a Century』(世紀の日記)で世界的に脚光を浴び、以降は日本を始め全世界で作品の評価を高め、その後も数々の写真集が出版されました。こちらは、コダクロームの前の初期カラー技法「オートクローム」で創作されたカラー図版で構成された作品集。味わいと雰囲気のある素敵な図版が連なります。