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本書は、70~80年代のDCブームを牽引したブランド「メンズ・ビギ」を纏った今はなき俳優「ショーケン」こと萩原健一を撮り下ろした写真集。メンズ・ビギのデザイナー菊池武夫が、VANのようないわゆる正統派ブランドではない世界観をイメージしていたところ、ドラマ『傷だらけの天使』の衣装提供でショーケンとコンタクトを持ったことを機に、メンズ・ビギのモデルに採用。以降、1年間ほど続いたという「Shoken by メンズ・ビギ」。本書はその一連を一冊の写真集にまとめたものです。撮影を担当したのは大西公平。ファッション・コマーシャルの写真界の重鎮であり、グラフィックやイラストにも造詣の深い抜群のセンスで、ビギやヨシエ・イナバのイメージビジュアルを担当、また自身でコラージュの創作活動なども行なっていました。菊池武夫・萩原健一・大西公平という、独自の世界観と抜群のセンスを持った男たちの唯一無二のコラボレーション。