写真記録 水俣病 1960-1970 / Minamata Disease 1960-1970

桑原 史成 / Shisei Kuwabara

SOLD OUT

Publisher/朝日新聞社

   Published/1970
Format/ソフトカバー   Pages/222   Size/258*183*13
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日本の写真家・桑原史成の写真集『写真記録 水俣病 1960-1970 / Minamata Disease 1960-1970』。これまでに日本写真批評家協会新人賞(1962)、日本写真協会年度賞(1971)、伊奈信男賞(1982)、そして近年2014年にも土門拳賞を受賞している戦後日本を代表するフォト・ジャーナリストである桑原史成。韓国、ベトナム、ロシアなどを長年に渡って追い続けた報道写真家でありますが、桑原史成と言えば「水俣(病)」が代表作。専門学校卒業後の60年代初頭より20年以上もの間、水俣地域及び当地で生きる漁民や病に苦しむ患者の方々に密着して取材を続け、1965年に上梓された『水俣病』(三一書房)は、金子隆一による『日本写真集史1956-1986』にもノミネートされています。本書は、1960年以来満10年の間に撮りためた「水俣」の図版で構成された一冊。高度経済成長優先で、今後も全国各地で起こりうる社会問題に待ったをかけるべく発表された記録集。帯欠。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)

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