image '62

-

SOLD OUT

Publisher/多摩芸術学園写真科

   Published/1962
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/190*265*18
Google Translate
本書は、今はなき多摩芸術学園写真科の生徒による卒業制作集。1954年に開校、1992年に閉校された芸術専門学校で、57年に写真科が創設。こちらは61年度の卒業生の作品でまとめられた一冊。指導委員には、加納典明の師匠である杵島隆や、細江英公の高校の先輩で、森山大道の『写真よさようなら』や、雑誌『季刊写真映像』などを刊行した「写真評論社」の主宰・吉村伸哉らが名を連ねています。70年代以降は、東京綜合写真専門学校や、東京写真専門学院でも、教授や写真家である講師の指導のもとに、ゼミ生や卒業生の作品でまとめられた写真集も多く刊行されていますが、60年代初頭にも発刊されていた事実はあまり知られていません。写真学生の良い作品だけをピックアップして、プロの写真関係者が編集を担っているので、「写真集」としても見応えのある内容にまとまっているものも多くあります。本書でも、VIVOの面々の影響を感じさせる実験的なヌードやモノクロ、また主観的なジャーナリズム作品が多数収録されています。ちなみに、1960年代後半の数年間は、東松照明も同校で教鞭を執っていました。
<Related Artists> 全日本学生写真連盟 / All Japan Students Photographers Association
<Condition> ジャケット:スレ・キズ・ヤブレ・イタミ
本体:経年並み
order

TOP