石元泰博 生誕100年 / Yasuhiro Ishimoto Centennial(Second Printing)

石元 泰博 / Yasuhiro Ishimoto

SOLD OUT

Publisher/平凡社

   Published/2021
Format/ハードカバー   Pages/301   Size/190*263*30
Google Translate
日本の写真家・石元泰博(1921-2012)の作品集。1940年代〜50年代の写真の主流は「ジャーナリズム」。戦争をまたいだこの期間は、名取洋之助らによる戦争・報道ジャーナリズムから、土門拳や木村伊兵衛を筆頭にした報道的要素を多分に含んだドキュメンタリーのような、基本的に「ヒューマニティー」作品が多いわけですが、そんな最中に日本に帰ってきた石元泰博のインパクトはかなりのものであったと想像できます。バウハウスのようなデザイン教育を受けた生徒はもちろん少なく、対象を「造形的」に捉える、研ぎ澄まされた美的感覚の持った写真家もそう多くはない時代でしたので、50年代に「桂離宮」やファーストブック「ある日ある所」が与えた印象は大きいものでした。こちらは、石元泰博生誕100周年を記念して、東京都写真美術館、東京オペラシティアートギャラリー、及び高知県立美術館で行われたエキシビジョンを機に刊行されたカタログで、上述した代表作から、サムネイル及び論考まで収録された300ページにも及ぶ大著です。2021年刊行第2刷。
<Related Artists> 石元 泰博 / Yasuhiro Ishimoto
<Condition> ジャケット・本体:美品
order

TOP