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本書は、トーソー株式会社のグループ会社より刊行されたインテリア・ブック。しかし、俗にいうインテリアの書籍とは似て非なるもの。「様式」「構成」「エレメント」「部屋」「別荘」の5章で構成され、例えば「構成」では「光」「形」「素材」「色」といった形成要素別に分類され、事細かなテキストが付記されており、それらを「視覚的」に理解を求めるために「写真」の取り扱いを重要視して構成されています。ゆえに、インテリアのディテールそしてそれら各々を取り巻く背景とその関係性が普遍的な要素として描写されており、ビジュアルで楽しめる点が特徴的。また、柳宗理、倉俣史郎、内田繁、粟辻博、福田繁雄、大辻清司、ヨーガン・レールといったクリエイティブに携わる各界著名人の寄稿も収録されており、見どころが満載。写真のクレジットには二川幸夫、村井修、佐治康生等30名近い写真家が名を連ねています。