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1960年代より活躍し、世界的にも評価の高い写真家・奈良原一高のサードブック『ジャパネスク』。60年代の数年間をヨーロッパで過ごした氏が、その間孤独に裏打ちされた連帯感とともに感じ続けていた観念の国「日本」と帰国後に感じた現実の国「日本」との隔たり。その複雑な心情の報えを探すための「近くて遥かな国への旅」が本書の「ジャパネスク」で表現されています。「冨士」「刀」「能」「禪」「色」「角力(すもう)」「連(阿波踊り)」「封(サムライ)」といった日本の伝統が、西洋的視点と日本的視点、深い愛情と焦燥の葛藤をもって撮影されています。編集・山岸章二、アートディレクション・田中一光。尚、こちらは特装BOX仕様で、写真家サイン入り。