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本書は、東海大学第二工学部建築デザイン学科教授である岩岡竜夫と、写真家・瀧浦秀雄によるコラボレーション作品集『街角のちいさいおうち 住まいが風景になるとき』。こちらは、岩岡が都心に「一戸建て」の住居を立てるべく、土地購入から、建物・インテリア設計、そして竣工までの一連を、言葉とビジュアルでまとめたもので構成されており、東海大学出版のウェブサイト<Web Tokai>で連載されたものとなっています。間口の狭い、15坪の土地を購入し、建築専門家らしい視点で、街の風景となるような視点、また建物の内及び外を眺めたときの印象、中庭・地下室・屋根裏などのこだわり、まちとの接点・ファサードなど、様々な視点から「建築」と「ランドスケープ」について綴られています。そして、それらのテキストをビジュアルで巧みに描写した、瀧浦によるアーキテクチャー及びランドスケープ写真も素晴らしい一冊です。