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日本を代表する写真家である荒木経惟と、現代を代表する世界的なフォトグラファー、ユルゲン・テラーのコラボレーション作品集『Araki Teller, Teller Araki』。80歳を過ぎた現在でも衰えることなく、精力的に活動を続ける荒木と、90年代のファッション・カルチャー時代から頭角を現して、今やルイ・ヴィトンを始め、メゾン・ブランドからも引っ張りだこのユルゲン・テラー。若かりし頃よりテラーは、荒木を深くリスペクトし、親交を深めるようになってからは、荒木の作品集でもたびたびを顔を覗かせており、2020年にも『死生 / Leben and Tod』でコラボをしていますが、こちらが両名によるコラボ第1弾で、2014年にウィーンで開催されたエキシビジョンを機に刊行された作品集。2012年以降の「Last by Leica」プロジェクトの作品からピックアップした荒木に対し、写真集としてもまとめている『Woo!』から図版をピックアップしたテラー。モノクロ(荒木)・カラー(テラー)が交互に織りなす魅惑的な一冊です。