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これまでに500冊を超える写真集を刊行し、日本はもとより海外でも高い評価を受け続ける写真家・荒木経惟の作品集『Alluring Hell』。近年も国内外でエキシビジョンや作品集の発行が止めどなく続く荒木ですが、こちらは2015年にオランダ・アムステルダムのReflex Modern Art Galleryで行われた個展に際して刊行された作品集。このギャラリーが刊行するReflex Editionsの作品集は、これまでに荒木のみならず、森山大道や日本でも高い人気を誇るTodd Hidoなどもあり、どれもデザイン・プリントが素晴らしいものばかり。荒木については、2011年に同ギャラリーで個展『It was once a Paradise』を開催し、同名の作品集が刊行されています。本書では、荒木らしいペインティングが施されたヌードや緊縛の女性たちが収録されています。小ぶりながら、いつものように上品で良質な作品集に仕上がっています。