美術史評 1972年8月号 / Bijutsu Shihyo August 1972

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Publisher/美術史評社

   Published/1972
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/150*210*5
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本書は、1969年の学園闘争の最中に、多摩美の学生によって結成された美術家共闘会議(美共闘)を前身として、71年に「美共闘Revolution委員会」として新たに結成された同人グループが、1970年代初頭より発行していた機関誌『美術史評』の第2次創刊号・通巻5号。美共闘の初期メンバーは、その後も主要メンバーであり続けた堀浩哉・彦坂尚嘉・山中信夫をはじめ、刀根康尚、写真家では石内都や宮本隆司も名を連ねていました。紛争終結後は、写真・デザイン・映画などにおける思想・表現論の模索を目指し、本誌を通じてその思考・行動を描写しており、55部限定の『五人組写真集・Revolution』(1972)も発行しています。第1次は、テキスト主体の「読み物」でしたが、第2次以降は図版やイラストなども交えた内容となっており、本誌では、高松次郎「断片的文章」、稲川方人「かくして物語は終わる -岡田隆彦論-」、潮田文「超ちあがる海 -生に含まれる真実性について-」といったテキストをベースに、矢田卓(編集人)及び鈴木完侍の写真が随所に配された構成となっています。
<Related Artists> 石内 都 / Miyako Ishiuchi
<Condition> 本体:カバー少シミ・少ヨゴレ、天・地・小口少ヤケ
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