Los Menonos

Jordi Ruiz Cirera

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スペイン出身の写真家であるジョルディ・ルイス・シエラの作品集『Los Menonos』。現在バルセロナを拠点に活動するフォトグラファーであり、長い年月をかけたドキュメンタリーを制作しながら、ジャーナリストとしても数々の有名誌のアサインメントをこなすなど、精力的に活動しています。時代の潮流よりも、グローバリゼーションや経済成長とは異なる、小さな国々やコミュニティに目を向けており、ファーストブックとなった本作も、南米のボリビア東部に約7万人が暮らすキリスト教・プロテスタント派の「メノナイト」をモチーフにしています。実際に現地で暮らしながら撮影を続けたというシエラは、カナダをルーツにしてメキシコそしてボリビアへと流れ、同国では珍しい白い肌で、電気も使わずガス灯で、車も乗らず馬車に乗るという、19世紀の質素な暮らしを続ける彼らをカメラに収めています。「メノナイト」に関する写真集は、マグナム・フォトのLarry Towellの作品集もおすすめです。

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＜Condition＞ 本体：経年並み