彼岸 / Higan

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

¥4,400(¥4,000 + tax)

Publisher/Rat Hole Gallery

   Published/2011
Format/ハードカバー   Pages/164   Size/155*215*18
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戦後の日本を代表する写真家・荒木経惟の作品集『彼岸 / Higan』。太陽賞を受賞した「さっちん」から始まった60年代、最愛の妻・陽子との出会いから生まれ、「荒木・私写真」の幕開けとも言える「センチメンタルな旅」に代表される70年代、名編集者・末井昭とのコンビによる過激な描写や「エロス」の絶頂、さらには映像表現にも秀でた才能を発揮した80年代、そして陽子の死を受けて、静物や風景を通してよりセンチメンタルな気持ちを描写するようになった90年代と、自身の気持ちや時代の気分に合わせて様々なスタイルを探求し続けてきた荒木経惟。2000年以降も、毎年「日記帳」のような作品集を発表し、2010年以降は右目の視力に苦しみながらも創作活動を続け、エキシビジョン・写真集の刊行は未だ途切れることがありません。本書は、荒木が前立腺癌を患いながらも、車中より望遠レンズで撮影した図版で構成されており、愛猫チロの死、そして東日本大震災などの悲しい現実と向き合い、寂しさや喪失感、そして死生観といった荒木の思いが湧き出た作品の数々です。
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<Condition> 本体:経年並み
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