Photos In + Out City Limits: Boston

Robert Rauschenberg

Google Translate
20世紀を代表するアメリカの美術家ロバート・ラウシェンバーグの写真集『Photos In + Out City Limits: Boston』。日用品、廃材、写真、絵画をコラージュ的に貼り付けた「コンバイン・ペインティング」や「アサンブラージュ」の作品で「日常と芸術の橋渡し」を、美術を通して表現してきたラウシェンバーグ。抽象表現主義以降からポップ・アートへとつながる新たな方向性を開示したアーティストとしても偉大なる貢献を果たしたラウシェンバーグですが、実は学生時代から写真に強い興味を持っていたそうです。ノースカロライナ州Black Mountain College在学時は、後にニュー・バウハウスで主要な役割を果たすことになる盟友ハリー・キャラハンとアーロン・シスキンドに写真を学び、プロになり「アメリカ」を表現する写真家を志すか画家になるかを真剣に悩み、結局画家の道を歩んだラウシェンバーグ。そんな彼が80年代初頭に刊行した「写真集」がこちらで、本書は「ボストン」を舞台に撮影された図版で構成された一冊。翌82年には、同じブックデザインで「ニューヨーク」シリーズも発表しています。

＜Related Artists＞ Robert Rauschenberg
＜Condition＞ スリップケース：少スレ・少ヨゴレ
本体：カバー少シミ・少ヨゴレ・背少ヤケ