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現代日本を代表する写真家、ホンマタカシの作品集『Tokyo』。Apertureは、戦後の1952年に設立されたアメリカの写真に関する非営利団体で、エキシビジョンの開催、写真集の出版、写真家の育成など、多方面から写真家をサポートし、これまでにも数々の名作写真集を残しています。そしてこのApertureから日本人写真家としてはじめて刊行された作品集が本書です。木村伊兵衛写真賞を受賞した『Tokyo Suburbia』をはじめとした90年代~00年代のホンマのTokyoシリーズを一冊にまとめた内容です。荒木や森山も「Tokyo」をテーマとした数々の作品を発表してきましたが、荒木のような私写真性、森山のような濃厚さとは異なり、都心・郊外、団地・一軒家、人物・建物を、「風景」として「無機質」に、そして東京という街の様々な一面を、様々な視点と角度から、フラットに描写しているところがホンマらしく、私性を削ぎ落とした個性ともいえるようなランドスケープが連なります。