雪の桜

中村 龍生 / Ryusei Nakamura

SOLD OUT

Publisher/日本カメラ社

   Published/2012
Format/ハードカバー   Pages/177   Size/248*258*20
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日本の写真家である中村龍生の作品集『雪の桜』。1952年東京都田無市生まれ、スタジオ勤務を経てフリーランスとなり、20代より雑誌『近代麻雀』の専属カメラマンとなって以降、雑誌を中心として活動し、特に中村の名を有名にしたのが『華を喰らう侠たち』(2001)に代表されるヤクザの世界を描写したドラマ。親分たち、裏社会の断片をモノクロでとらえた作品は迫力があり、中村は40年近くも暴力団らの実情をカメラを通して描写してきました。その他には、『阿佐田哲也 修羅場ノート』(KKベストセラーズ)、『雀浪たちの肖像』(竹書房)、『幻覚の都 水に落ちた月』(私家版)などが挙げられますが、本書は2012年に刊行された近作で、宮城県出身で東日本大震災後に亡くなられた父と、東北の復興を願って刊行したパーソナルな作品集。原芳市を想起させるような、趣のあるランドスケープと時折のぞかす女性の色気に魅せられる一冊です。
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<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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