カメラ毎日 1971年7月号 / Camera Mainichi July 1971

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黄金の60〜70年代とも言われる日本の戦後写真を牽引した雑誌『カメラ毎日』の1971年7月号。現在のように美術館やギャラリーで写真を取り扱うことがほとんどなかったこの時代に、プロ・アマ問わず自身の創作写真を発表する場は、カメラ毎日・アサヒカメラ・日本カメラが中心的存在でした。特に、有名無名問わず多くの写真家を発掘して、世に送り出したのはカメラ毎日であり、そのリーダーであった山岸章二の存在が大きく影響していました。本号では、巨匠・石元泰博の「今日も幸せ」が巻頭を飾り、名著『ハーレム』などで知られる写真家でエッセイスト・吉田ルイ子による「よそゆき」、やデヴィッド・ボウイなどのポートレートで名を馳せた鋤田正義の「連載・wrap 7」、金村修も敬意を評していた伝説の写真家・春日昌昭とそのコンビであった森裕貴による「東海道530キロメートル」など、素晴らしい作品が揃っています。その他、アルバムシリーズでも、現在でも活発に活動する百々俊二や西村多美子の作品も収録されています。

＜Related Artists＞ カメラ毎日 / Camera Mainichi、アサヒカメラ / Asahi Camera
＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少キズ、ページ縁少イタミ