Museum Photographs

Thomas Struth

Google Translate
20世紀を代表するドイツの写真家であるトーマス・シュトゥルートの作品集『Museum Photographs』。1954年西ドイツのゲルダーン生まれ、陶芸家の母とバンカーの父のもとに生まれ、1973年から名門デュッセルドルフ芸術アカデミーで学びます。当初は、絵画を専攻して巨匠ゲルハルト・リヒターに師事しましたが、その後は写真に興味を持ち、リヒターの支援もあって、ベルント・ベッヒャーのもとで学びました。同窓には、カンディダ・ヘーファー、アクセル・ヒュッテらが連ねた所謂「ベッヒャー派」の一人であり、90年代以降より評価を高め、アンドレアス・グルスキーらによってその地位を不動のものとした、抽象画のようなコンセプチュアル写真の先導者のひとりであるシュトゥルート。本書は、そのシュトゥルートの初期代表作で「絵画」と「写真」をモチーフにした、美術館を舞台に撮影された図版で構成されたまさに絵画ような写真集。ドイツ語版。

＜Related Artists＞ Andreas Gursky
＜Condition＞ ジャケット：少イタミ、本体：経年並み