満州昭和十五年 / Manshu 1940

桑原 甲子雄 / Kineo Kuwabara

SOLD OUT

Publisher/晶文社

   Published/1974
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/221   Size/193*273*30
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戦前・戦後より写真評論家・写真家として活躍した桑原甲子雄の作品集『満州昭和十五年 / Manshu 1940』。戦後日本の写真界において重要な役割を果たしてきた「写真雑誌」の多くに関わり、編集を担ってきた桑原甲子雄。『カメラ芸術(旧サンケイカメラ)』『季刊写真映像』『写真批評』等が有名ですが、アマチュア写真家として残してきた写真図版が注目され始めたのは還暦を前にした1970年前後でした。「写真100年 -日本人による写真表現の歴史展」(1968)に作品がノミネートされて以降、同展に関わっていた多木浩二や東松照明らからその作品の素晴らしさを評価され、桑原も早い時期から目をつけていた荒木経惟からは、個展の開催を勧められ、ついには荒木のプリントによってファースト写真集『東京昭和十一年 / Tokyo 1936』が上梓されました。そのファーストと対で、同じデザイン・判型で同年に刊行されたのが本書で、昭和15年に満州旅行に出かけた際に撮影された図版で構成されています。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)
<Related Artists> 桑原 甲子雄 / Kineo Kuwabara
<Condition> ケース:少ヤケ・少ヨゴレ、本体:経年並み
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