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本書は、コレクション・ブランド「Tokio Kumagai」の1986-1987年の秋冬コレクション、ウィメンズ・カタログ。1947年宮城県仙台市に生まれ、文化服装学院を卒業した後、20代前半には渡仏。その後、カステルバジャックのアシスタントを経て72年にはフリーのデザイナーに。1980年にはパリにデザイン事務所を設立。翌81年にはヴィクトワール広場に、そして82年にはサントノーレ通りにブティックを構えています。川久保玲と山本耀司が、パリコレに「黒の衝撃」を与えたのが1981年になりますので、いち早くパリで認められていた熊谷登喜夫。シューズデザインを皮切りに、プレタポルテのデザインも本格化し、メンズ・レディスラインを発表していた最中の87年に急逝されています。その後は、永澤陽一らが中心となったブランドは存続されましたが、91年にはブランド終了。本カタログは、熊谷存命時のレディスのコレクション・ラインで、イメージ・ビジュアルは、巨匠パオロ・ロベルシが担当しており、スタイリングは山崎真子が担っています。