私小説 鈴木いづみ / Shishosetsu Izumi Suzuki

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

SOLD OUT

Publisher/白夜書房

   Published/1986
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/210*285*8
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現在も世界的に高い人気を誇る写真家・荒木経惟の作品集『鈴木いづみ 私小説』。本書は、1986年に子どもの前で首吊り自殺した小説家・鈴木いづみの追悼作品集で、死去された同年に刊行されました。天才文学少女であった鈴木は、小説家を目指して上京し、ヌードモデルやピンク女優を経て、70年代より小説家・エッセイストとして活躍。しかし、酒やアルコール、そして夫であり坂本龍一も敬愛した天才アルトサックス奏者・阿部薫との濃密かつ壮絶な結婚生活の後(阿部は薬物の過剰摂取で急死)は、精神・健康を損ねて次第に生活保護を受け、86年に36歳の若さでこの世を去りました。本書は、当時『写真時代』で時代を席巻していた荒木経惟と末井昭のコンビによる一冊で、70年代初頭に某出版社から刊行予定であった荒木作の鈴木いづみの作品集をベースに創られた一冊。お蔵入りとなって行方不明であった荒木のデモ作品が、鈴木死去の同年に偶然見つかり、荒木が末井に頼んで刊行された一冊。鈴木いづみの「声のない日々」「東京時代」の他、当時角川書店編集部所属の見城徹らによるテキストも収録。
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<Condition> ジャケット:少ヤケ、本体:経年並み
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