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本書は、1974年にイギリスのデザイナーであるマービン・クルランスキーと同じくイギリス出身の写真家ジョン・ナーによって刊行された「グラフィティ・アート」を紹介した写真集。ニューヨークで生まれたと言われるストリート・アート・グラフィティの先駆けとも言える作品で、ノンフィクション小説家の大御所で、戦後日本にも駐在した経験を持ち、ベストセラー「裸者と死者」の作者として有名なノーマン・メイラーによるテキスト。電車、車、家、店舗、道路、至るところの壁やボディにタキングされた落書きならぬアート。アンドレ・ケルテスやブラッサイに多大な影響を受け、アンディ・ウォーホル等のアーティスト・ポートレート作品でも有名なジョン・ナーによる写真図版も見応えがあります。グラフィティ・アート作品集のバイブルとも呼べる一冊です。