Changing Japan : Seen Through The Camera

-

¥27,500(¥25,000 + tax)

Publisher/朝日新聞社

   Published/1933
Format/ハードカバー   Pages/292   Size/200*263*20
Google Translate
朝日新聞社から1933年に発行された『Changing Japan : Seen Through The Camera』。本書は、対外向けに発行されたもので、タイトルが示すように近代化が進み、移り変わる日本の姿を捉えた写真で構成されています。庶民の暮らしや伝統的な行事、産業や文化、都会と地方(農村)、学校や武道など、当時の様子が克明に記録されており、写真には英仏語のキャプションが付記。本書が表紙に使われている『日本の対外宣伝グラフ誌』(森岡督行著)によると、掲載された写真は1枚3円で海外のメディアに売られていたそうです。また本書の編集を手がけた星野辰男は、『アサヒグラフ』誌の初期から編集を務めた人物。保篠龍緒(ほしのたつお)のペンネームで、モーリス・ルブランが書いた冒険・推理小説の名著「アルセーヌ・ルパン」の翻訳を手がけています。星野は1937年に『芸術写真』という本も出しており、戦前の写真界に精通していました。本書の写真はクレジットこそありませんが、当時の朝日新聞社に所属していた報道写真家によるものかもしれませんし、戦前の著名なカメラマンによるものかもしれないので、想像する楽しみもある1冊です。
<Related Artists> 木村 伊兵衛 / Ihei Kimura
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ・少ヤブレ及び
少イタミ、本体:天・地・小口ヤケ及び少ヨゴレ、見返し少ヨゴレ
order
order

TOP