PHOTO 藝術としての写真

外山 卯三郎 / Usaburo Toyama

SOLD OUT

Publisher/マタン社

   Published/1936
Format/ソフトカバー   Pages/54   Size/188*260*5
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本書は、美術評論家で詩人としても活躍した外山卯三郎によって刊行された作品集『PHOTO 藝術としての写真』。特に1930年以降、日本でも盛んになっていったフォトグラムやフォトモンタージュを駆使した前衛写真についての藝術写真論が記されています。前半24ページまでは、瑛九の他マン・レイ、モホリ・ナギ、ブラッサイらの作品を紹介。後半は「第1章 二十世紀の藝術としての寫眞」「第2章 技術としての寫眞の発達」「第3章 藝術としての寫眞の方向」と題して、外山によるテキストが収録されています。特に、革新の先導者としてマン・レイ、モホリ・ナギの行為に敬意を評しています。ちなみに、このマタン社は、画家・杉田秀夫が、「瑛九」と名乗り、デッサンやモノを印画紙に乗せて感光させた独特の作品を創作して、1936年に40部限定で刊行したフォト・デッサン集『眠りの理由』の版元であり、本書でも瑛九の眠りの理由が1図版掲載されています。
<Related Artists> 福原 信三 / Shinzo Fukuhara
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少ヨゴレ、縁少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少シミ、ページ内一部少ヤケ・少シミ
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