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戦後日本を代表する写真家のひとりである森山大道の作品集『大道 東京 カラー / Daido Tokio Color(Signed)』。こちらは2018年にペルーの首都・リマで行われたエキシビジョン「Daido Tokyo Color」を機に刊行された大判タブロイドサイズの作品集。ファッション写真家で名を馳せたマリオ・テスティーノが、故郷に非営利目的で設立した美術館「Museo Mario Testino(通称:MATE)」で開催されています。森山の代名詞と言えば、アレ・ブレ・ボケという表現に代表されるハイコントラストでグラフィカルなモノクロ図版が思い起こされますが、70年代からカラーの作品も多数発表しており、1970年度のアサヒカメラの表紙はすべて森山撮影によるカラー作品であったりします。さらには90年代に蒼穹舎より刊行された作品集『Color』(全2タイトル)も高く評価されており、カラーリングやアクセントに大道らしさが宿ります。本書では1970~80年代に撮影されたものに加えて、2010年代の近作まで収録されています。写真家サイン入り。