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日本を代表する写真家・森山大道の写真集『凶区 / Erotica(Signed)』。本書は、1990年代後半から2000年代初頭〜半ばまでに撮影されたスナップを中心に構成されいるのですが、都市やテーマを限定せずに、ニューヨーク・パリ・ロンドンから、ソウル・上海・バンコク、さらにはブエノスアイレス・シドニー、国内では東京・大阪ら長野・福島・札幌まで、国内外で撮られた図版を、ある種ランダムにレイアウトすることで、時間と空間をシャッフルするというユニークな一冊。観光写真的な側面をあわせもちながら、写真家森山大道が感応した日々・事物が写し取られ、整いすぎていないからこその面白さも垣間見えます。森山曰くは「世界はつねに’’凶区’’であり、また世界はつねに’’エロティック’’だ。そういうことですよ」。写真家サイン入り。