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「オートカメラと500ミリレンズが捕えた死角・狂乱と猥雑な世界」というキャッチ・コピーとともに女性スタッフ(表紙には“平均年齢21歳のヤング・ギャル6人”と記載)によって作られたシティ・ドキュメンタリー・マガジン『セクシーフォーカス』。芸能人の猥褻なゴシップ、盗撮や風俗のルポルタージュなどのスクープ記事が中心に構成されたピンクグラフ雑誌で、週刊誌のような体裁となっています。本書1983年5月号は友納尚子の編集による一冊。友納についての詳細は、カメラ雑誌『写真時代1983年3月号』に詳しいですが、当時売れっ子カメラマンであった石垣章の事務所に務めており、作品集『アダルト写真術・水中ピーピング』(ダイナミックセラーズ)も刊行しています。友納撮影による写真図版のみならず、渡辺克巳の名作『ディスコロジー』にも収録されている新宿の図版なども掲載されており、80年代らしいコンテンツの一冊です。