Le Nom qui Efface la Couleur

Israel Arino

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スペインの写真家イスラエル・アリノの作品集『Le Nom qui Efface la Couleur』。1974年バルセロナに生まれ、同市の専門学校及び大学で写真を学び、2000年代よりスペイン・フランスを中心に定期的にエキシビジョンを開催、同時にパブリッシャー「Ediciones Anómalas」のメンバーとしても、自身の作品集さらにはCristobal Haraらの作品集も発表しています。現実とフィクションの交錯、幻覚・夢・狂気といった言葉を連想させるような叙情的描写が多く、モノクロをベースとしたポエティックな作風が魅力な写真家です。こちらは、フランスアンドル県のル・ブランで実施されたアーティスト・イン・レジデンスに参加した際に撮影された図版で構成された一冊。ランドスケープやポートレート、インテリアにスティルライフなど、写真家独自の世界観で綴られた感性を擽ぐるストーリー・テリングに魅せられる作品集です。

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