1970年代NIPPON

北井 一夫 / Kazuo Kitai

SOLD OUT

Publisher/冬青社

   Published/2001
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/188*245*23
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戦後日本を代表する写真家のひとりである北井一夫の作品集『1970年代NIPPON』。北井一夫の代表作といえば、60年代の闘争問題を描写した『抵抗』、そして70年代以降、高度経済成長の裏側で過疎化が進む日本の田舎を旅して綴った『村へ』が挙げられます。『村へ』は、これまでに1976年のアサヒカメラの増刊として刊行されたものと、1980年に淡交社より出版されたものがありますが、本書は、73年から81年までに撮影された2545本のネガから新たに選び直した「村へ」の決定版として、タイトルを『1970年代NIPPON』として上梓されたものです。「田舎の労働力は、大都市に吸収され続け、農村の過疎化が進行。70年代は、農業中心の村社会と人間関係が崩壊して、古き良き時代の日本が終わった時代でもありました。(中略)写真の場所や人の風景は、70年代日本の普通の人たちの普通の生活の場所だったのですが、今ではそのほとんどが存在する事のない失われた風景や物になり、写真だけが時代の忘れ物のように残った」(作者あとがきより抜粋)。
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<Condition> ジャケット:少ヨゴレ、本体:経年並み
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