Centralia

Poulomi Basu

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インドの女性写真家プーロミ・バスの作品集『Centralia』。女性の人権問題の活動家としても注目を集めるプーロミ・バス。ロンドンの大学でジャーナリズムとドキュメンタリーを学び、現在はマグナムから脱会しているSimon Wheatleyらから写真を学んだ経歴を有しています。人間のアイデンティティーと地政学との関連性に対する探求、社会の奥深くに隠された「見えざる権力・力の構造」のドキュメントにも尽力している写真家です。本書は、バスのファーストブックにして数々のAwardの授与を受けた作品集で、インド中央部で撮影された図版で構成されています。中央部奥深の森林内の実態と一般的には報告されない紛争の数々。当たり前のように女性が銃を持ち、軍人として活動して、人権もままならない中で生きる女性たちを中心に、その現実にバスなりのフィクションも交えたコンセプチュアルな一冊。先住民族、ゲリラ軍、そしてインド国家との間の複雑な問題も描写した、ジャーナリズムとして秀でた作品集です。

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＜Condition＞ 本体：経年並み