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肖像写真家として現在も語り継がれるドイツの写真家アウグスト・ザンダーの写真集『Seeing, Observing and Thinking』。ザンダーは、自然、風景、建築等の記録も収めていますが、著名な作品は「20世紀の人々」に代表されるあらゆる階層の民族や職業人を記録したポートレートであり、ポートレートを通して芸術と社会構造の記録を表現しようと努めた写真家です。本書は、2009年にフランスのアンリ・カルティエ-ブレッソン財団で行われたエキシビジョンを機に刊行された写真集。ポートレートの代表作を中心に、ドイツのランドスケープや植物のスティルライフの図版等が収録されています。