東京ゼンリツセンガン

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

¥3,300(¥3,000 + tax)

Publisher/ワイズ出版

   Published/2009
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/155*215*20
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日本を代表する写真家のひとりである荒木経惟の作品集『東京ゼンリツセンガン』。本書のタイトルは、文字通り2009年に荒木が患った「前立腺癌」に由来しており、ガン宣告を受け、摘出手術を受けた荒木にとって2008年〜2009年の激動の1年を振り返った一冊。前半は、ナン・ゴールディンらのポートレートから、入院・術後の病院での一コマで、ナースやベッドでの様子、手術によるキズアトなどが収録されています。そこからいつもの「写狂老人日記」シリーズとなっており、モデルKaoRiが中心となって登場し、その間に緊縛や人妻、東京のランドスケープなどが散りばめられています。自らの「死」に直面した荒木の「死生観」がより色濃く描写された編集となっています。ハードカバーの縦型のデザインながら、開くと本体は横型のソフトカバーという珍しい装丁。ちなみに、同年は『遺作 空』のシリーズも新潮社及びタカイシイから発表しており、荒木のバイタリティーにも脱帽です。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> 本体:カバー少ヨゴレ
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