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戦後日本を代表する写真家・篠山紀信の作品集『Tokyo Addict』。エロスなら荒木経惟、アートなら森山大道、コマーシャルなら篠山紀信と言われた時代もあったそうで、宮沢りえ、樋口可南子、高岡早紀といった女優のヌード作品が一般的には有名でもありますが、コマーシャル写真を極めたからこその芸術性も高く評価されており、70年代に刊行された『家』『晴れた日』などは素晴らしい作品集です。本書は、タイトルの通りいかにも「東京」というシチュエーションを篠山が大判カメラで収めた一冊。「東京ドーム・巨人軍・松井秀喜」「有楽町・小泉純一郎・街頭演説」「木場・東京都現代美術館・村上隆展」「渋谷・まんだらけ・コンポジット」「渋谷109・エゴイストのカリスマ店員たち」「小金井・スタジオジブリ」「成城・ゴジラXメガギラス・撮影現場」「横浜トリエンナーレ・草間彌生・ナルシスの庭」など。