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美術出版社より刊行されていた雑誌『デザイン』の1977年11月号で通巻181号。特集は「杉浦康平」。50年代から活躍する日本を代表するグラフィック・デザイナーで、雑誌・書籍のアートディレクションでも秀でた才能を発揮したアーティストです。表紙写真は、杉浦の近影のポートレートと、ドイツを代表するグラフィック・デザイナーであるオトル・アイヒャーの撮影によって、アイヒャーのアトリエで撮られたものです。巻頭から約40ページに渡って、ダイアグラムや書物の時空を中心に紹介がなされており、建築家・磯崎新による「手法の永久運動 杉浦康平の文字=図像論」と、作家で編集者である松岡正剛による「観念の複合振動 電報で打てない杉浦康平についての話」の両テキストも収録されています。尚、本書全体の編集は臼田捷治。