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アルゼンチンの写真家オラシオ・コッポラの写真集「Visoes De Buenos Aires」(英訳:Visions From Buenos Aires)。幼少時より音楽・芸術を学び、20歳の時に写真を撮り始めたコッポラは、旅したヨーロッパの街並や文化に触発され、その後バウハウスで写真を学び始めます。そこで後の伴侶となるドイツ人写真家グレーテ・スターンと出会い、彼らは結婚後ブエノスアイレスでスタジオを始めます(1941年に離婚)。既成概念にとらわれず卓越した造形力をもって写された写真は、モダニズムに富み、ブエノスアイレスの街並がパリの街並のような美しさを醸し出しています。本書は、2007年に刊行されたコッポラのブエノスアイレスを捉えた代表作品で構成された一冊。アルゼンチン写真界のパイオニアの軌跡。