Camera Notes

茂庭 研一 / Kenichi Moniwa

SOLD OUT

Publisher/フォト・パピエ

   Published/1983
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/255*260*18
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日本の写真家・茂庭研一(1951-1982)の作品集『Camera Notes』。1951年北海道生まれ、高校卒業後に上京して、1981年に東京綜合写真専門学校を卒業、その後は職を転々として82年に白血病のため死去、と巻末に記載があります。本書は、妻・戸田惑によって没後1年後に刊行された写真集。専門学校時代の縁で森裕貴の協力を得て、あとがきには生前茂庭が好きであったという鈴木清が寄稿を依頼されています。その寄稿より一部抜粋「彼の写真にはじめてふれた時、彼の写した、彼と彼女と大地君との日常のmemoryが、その温かなぬくもりの時間が私の掌にも伝わってくるようだった。一見、彼の写真は自分を主張しない、(むしろ秘密の)目差しが視界をさまよっている様に感じられる。だが、目をこらして見るとそこには必ず彼の存在の’’声’’が寡黙に呟かれているのが聞こえ始める・・・。そうして最後には、予覚?としての『生』と『死』の空洞の中で悲哀よりももっと向こうの虚無の世界にも引き込まれていきそうである」。
<Related Artists> 鈴木 清 / Kiyoshi Suzuki牛腸 茂雄 / Shigeo Gocho
<Condition> ケース:少ヤケ・少ヨゴレ、本体:経年並み
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