日記・藍 らん

太田 順一 / Junichi Ohta

SOLD OUT

Publisher/長征社

   Published/1988
Format/ハードカバー   Pages/61   Size/208*218*10
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日本の写真家・太田順一の写真集『日記・藍 らん』。1950年奈良県に生まれ、早稲田大学政治経済学部を中退後、大阪写真専門学校を卒業した後フリーに。大阪市生野区にある在日韓国・朝鮮人が多く住む猪飼野に生きる女性たちを追った「女たちの猪飼野」、大きな社会問題にまで発展したハンセン病患者が、療養所で暮す日常を描写した「ハンセン病療養所 百年の居場所」等、社会的弱者や一般的には目が届けられない人々や場所に焦点を当て、卓越した視点と描写でニッチな写真家ファンより人気の高い太田順一。本書は、わずか二歳五ヶ月でこの世を去った愛娘「藍(らん)」のドキュメンタリー。急病で駆け込んだ病院に十分な診断・治療がなされなかったことがきっかけで髄膜炎を患った藍(らん)ちゃん。怠慢な医師と緊急医療体制が十分になされていない行政に対し、そして何よりも同じ過ちを犯されないことを世に願うべく刊行された非常に意義深い一冊。
<Related Artists> 太田 順一 / Junichi Ohta
<Condition> ジャケット:少スレ・縁少イタミ、
本体:カバー少シール跡、天少シミ・少ヨゴレ、見返し薄シール跡
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