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こちらは、ダイナミックセラーズが刊行していた知られざる裏世界のジャーナルシリーズ『ダイナミックカメラレポート』の第4号で、テーマは「ピンクロジー」。軟派のフリー・ジャーナリストであるいそのえいたろうが、当時の全国の風俗事情の最前線をルポした内容が、テキストを中心に一部図版も交えながらまとめられています。以下、あとがきより「風俗という枠組でとらえた、さまざまな事象は、いいかえれば、それはそのまま、その時代を映し出す鏡でもある。それを採り上げて善悪の是否を問うのではなく、それをそのときどきの貴重な’世相のつぶやき’として、そっくりそのまま披露すればよいという考えに従って、あえて、おこがましい論評などを付け加えることは避けた。それぞれの穴場情報もふくめて、風俗全般の現象は、そのまま軟派という名のもとに、硬派の陰にすっぽり隠れた’生きた人間史’であり、’裏文化’という側面であるに違いないのだ・・・」。