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日本の写真家・島隆志の作品集『LEGS』。1955年神奈川県横浜市生まれ、岩手大学工学部を中退した後、地元に戻ってBゼミスクール(横浜で立ち上がった現代美術の教育スクール)を修了した後、グラフィックデザイナーとして働き始めたものの、その後写真の世界へと移り、90年からはフリーランスのフォトグラファーとして活動を始めます。ちょうどそのタイミングで、学生時分から熱中していたという女性の「脚」にフォーカスした創作も行なっています。高校生の頃は、古本屋で50年代の映画雑誌を買い漁っては、脚線美女優のピンナップをスクラップしていたそうです。今の若い女性やモデルのような細い脚ではなく、もっと肉付きのよい、柔らかな曲線をもったものが好みのようで、ヒールを履いたその脚の緊張した筋肉と、たっぷりとした脂肪とが織りなす微妙な表情がエロティックに思えてよいとのこと。こちらは、1995年刊行の『レッグ・コレクション』(青弓社)に続く、第2作目。