日本の麻薬禍

剣持 加津夫 / Kazuo Kenmochi

SOLD OUT

Publisher/日進社 

   Published/1975
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/529   Size/190*263*45
Google Translate
戦後日本を代表する写真家・剣持加津夫の写真集『日本の麻薬禍』。VIVO、PROVOKE、CAMPなどの出身者を中心とした世界的に高い人気を誇る1960〜70年代の日本の写真界の中で、この異質な男の存在も忘れてはなりません。剣持加津夫。戦争敗戦を機に米兵らによって蔓延した「麻薬渦」に待ったをかけるべく、40年以上もの間、厚生省や警察庁と連動してルポルタージュを発表し続けた写真家です。さらには、麻薬の捜査上の機密や人権侵害を回避するため、撮り方の工夫やメカニズムの利用により写真表現の抽象化を習得し、その技術を駆使して「性」や「エロス」の芸術的表現にも独自の世界感を見出だし、ジャーナリストのみならずアーティストとしても活躍した人物です。本書は、長年に渡る麻薬取材をまとめた529ページに及び大著で、前半300ページ弱が写真図版、後半200ページ強がテキストで収録されており『魔薬 フォート・ドキュメント』や『魔薬'61→'72 快楽の報酬』に収録された図版も多数掲載されています。グラビア印刷。
<Related Artists> 剣持 加津夫 / Kazuo Kenmochi
<Condition> ケース:少ヤケ・少キズ・少シミ・少ヨゴレ
本体:カバー少ヤケ・少スレ、天少シミ(奥付記載なし)
order

TOP