にっぽん劇場写真帖（With OBI）

森山　大道 / Daido Moriyama

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1960年代後半に「Provoke」のメンバーとして、「アレ・ブレ・ボケ」で日本の写真界に一石を投じた森山大道。本書は、1968年に室町書房より発行となった森山の第一写真集となる『にっぽん劇場写真帖』の復刊で、篠山紀信や石内都、桑原甲子雄ら、国内の著名な写真家をラインナップした新潮社〈フォト・ミュゼ〉から1995年に発行されました。「天井桟敷」などで知られる劇作家・詩人である寺山修司がテキストを寄せた共作となっており、1964年に写真家として独立した森山が『カメラ毎日』などで発表していた初期作品をまとめたのが本書です（寺山の天井桟敷の役者も写っている）。2009年には同時期の写真で構成された『にっぽん劇場1965-1970』も発行となりますが、「写真と自身へのたえざる問いかけの時代だった」と述べるように、60年代後半の様々な実験の日々が記録された一冊です。オリジナルとは判型が異なるため、オリジナルの版面をニス印刷で再現されています。帯付。

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＜Condition＞ ジャケット：少スレ・少ヤケ
帯少ヤケ及び少イタミ、本体：カバー少スレ