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アメリカの女性写真家メリー・アルパーンの作品集『Shopping』。1955年ニューヨーク生まれのフォトグラファー。大学はアイオワのグリネル大学で、社会学を学んでいましたが、写真に専念するためにドロップアウトしてニューヨークへ戻ります。そして、コマーシャル・ラボでプリンターとして働き始め、その後は雑誌『Rolling Stone』で編集を担っています。アルパーンの代表作にしてその名を世界に知らしめた作品が『Dirty Windows』。マンハッタン・ウォール・ストリートの知人の部屋の窓から見た、非合法なメンズクラブの一連をカメラに収めた作品で、世界最大の金融街と言われるウォール・ストリートの裏側に潜むもうひとつの金融街を描写した図版は、様々な反響とともに写真としては高い評価を得ました。その後に制作されたのがこちらの『Shopping』。デパートやショッピング・モールに仕掛けられた隠しカメラで撮影された「知られざる世界」。表では美しく着飾る女性たちも、見えないところではどんな行動や態度を示すのか。。女性によって撮影された女性だけの世界です。