太陽 1966年2月号 / The Sun 1966/2(「Fu」という女の記録:荒木経惟)

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Publisher/平凡社

   Published/1966
Format/ソフトカバー   Pages/164   Size/220*290*13
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こちらは、当時電通に勤務していた日本を代表する写真家・荒木経惟が、「荒木のぶよし」として作品を創作していた時代に発表された初期時代の貴重な記録のひとつ『Fu』。本名:武田文江、通称「Fu」をモチーフにした現代を生きる女性のリアルな心情を表現したノンフィクションのようなストーリー仕立ての作品で、大人の階段をのぼり始めたいち女性の繊細で「センチメンタル」なハートを見事に表現しています。仕事や恋愛に今ひとつ夢中になれず、どこかにもどかしい思いを抱えながらも前向きに生きようとする女性を写し出したような作品。荒木は、1964年に雑誌『太陽』の創刊1周年を記念に創設された「太陽賞」の第1回受賞者であり、下町の子どもたちをドキュメントした作品「さっちん」は、1964年7月号で特集されています。1970年代以降、毎年のように数々の写真集を刊行してその数はゆうに500を超えると言われている荒木ですが、この太陽で紹介されている作品は、写真集として発表される前で、荒木の初期時代を物語る貴重な記録でもあります。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> 本体;カバー少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少キズ、見返しハガシキズ、ページ縁少イタミ
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