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イタリアのカラー写真のパイオニア、ルイジ・ギッリの写真集。1978年刊行の「Kodachrome」の再版や、2014年にみすず書房より刊行された「写真講義」により、国内外で人気が再燃しているルイジ・ギッリ。美術、建築、音楽等に造詣が深く、ありきたりの日常を、色鮮やかなカラー、ユニークなコンポジションをもって切り取った独創的な写真は、巨匠ウィリアム・エグルストンを始め写真家のファンが多いこともうなずけます。本書は、イタリアの非営利団体により刊行されたエミリア・ロマーニャ州の紹介集で、収録図版をギッリが担当した280ページ×2冊セットの大著(ごく1部別写真家の作品あり)。文化・観光産業の盛んな州で、主要県にルネサンス都市が所在するヨーロッパでも有数の豊かなエリアであるエミリア・ロマーニャ。当地出身のギッリによって、ボローニャを始めパルマ、モデナ、フェラーラ、ラヴェンナ、レッジョ・エミリア等各県各都市の魅力が美しく紹介されています。