Usonian Houses

Frank Lloyd Wright

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日本の写真家・二川幸夫（1932-2013）が撮影したフランク・ロイド・ライト建築の作品集『Usonian Houses』。大学で美術史を専攻していた二川は、在学中に訪れた岐阜県高山市にある古い商家・日下部邸に衝撃を受け、その後6年に渡り日本各地の民家を撮影。それが1957年に発行となった写真集『日本の民家』で、1959年に毎日出版文化賞を受賞。その後、建築専門の出版社を設立し、建築誌『GA』シリーズを発行するなど、建築写真家として世界的な評価を得る二川ですが、その代表作ともいえるのがアメリカの建築家・フランク・ロイド・ライトの作品です。ライトの建築物をひとつひとつ巡り『フランク・ロイド・ライト全集』を発行するなど、二川は数十年に渡り、ライトの建築を写真に収めています。本書は、30年代に一般的な所得層の市民のための手頃な価格の住宅として考案、デザインされた「ユーソニアン・ハウス」を紹介したものです。時代に合わせて合理化されたシステムで生み出された住宅の数々が掲載されています。

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＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み